私たちが寝る時に使うベッド、布団などの寝具は、睡眠の際に外気によって奪われる熱を遮断し、暖かく寝るために必要不可欠な物です。
人間の場合、目が覚めている時間は身体の恒常性維持を行う自律神経の働きである程度の体温調節が効き、また衣類などを着用する事で体温調節を行っています。しかし就寝時には自律神経の働きは鈍ってしまうのです。また活動時には動きやすく暖かい衣類も、寝ているときには窮屈になってしまいがちです。寒いからといってダウンジャケットやコートを着て寝る人はそうはいないでしょう。そのため、私たちが寝る時に寝具が必要となるのです。
世界を見渡したとき、人間の生活環境は熱帯から寒帯、更には極地に至るまで広まっているのがわかります。そのため生活や活動の環境に応じて、あるいは個人の嗜好によって地域ごとに様々な寝具が発達しており、これらの多様な寝具が利用されているのです。
